日銀は本日(9月15日)まで開催されていた政策決定会合で、大方の予想通り現行の大規模な金融緩和(量的緩和)継続を8:1の賛成多数で決定しました。 現行の量的緩和とは、日銀が保有する国債の残高を年間80兆円増加するように、また買い入れる国債の平均残存年数が7~10年となるように、市場から異次元に国債を買い入れるものです。またETFを年間3兆円、REITを年間900億円もそれぞれ買い入れます。 利上げするかどうかでいまだに態度を決めかねている米国のFOMC(9月16日~17日)を控えて「勝手な行動」はとれないための現行維持となります。午後3時から行われた黒田総裁の記者会見でも「追加量的緩和」への言及は皆無で、為替は一時1ドル=119円台半ばまで「円高」となりました。報源: 闇株新聞
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