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歳時記

ノーベル化学賞・吉野彰×豊田章男 ~未来をつかむ思考~(5/16)

春野菜の定植作業が一段落し、今日は終日雨だったので、これまで読もうと思っていた本を読んだり、Youtubeを検索した。

その中で、トヨタタイムズのチャンネル動画「ノーベル化学賞・吉野彰×豊田章男 ~未来をつかむ思考~」が面白かった。特に豊田社長との対談の中で、吉野さんが今後の近未来の大きな変革時期=「時代が一気に変わる瞬間」として、2025年ごろではないかと話をしていたのは印象的だった。

「時代の変化への準備期間は相当長いが、いろいろな技術やアプリなど、すべての条件が整ったときに急に起きる。自動運転技術や他のIOT的な技術の動きを見ると、各企業はどうも次のアプリの実用化時期を2025年くらいに合わせている。また1995年をIT革命のターニングポイントとすれば、2025年はそこから30年目であり、技術やアプリの大きな変革はそのくらいスパンで起このではないか。」

とのこと。吉野さんのように多くの先端企業人や第一線の研究者とのコネクションがある技術者の声として、大いに傾聴に値する話である。

2010年にスマホが出てからの10年間で、世界のサービスは大きく変容したが、次のサービスの変化は、情報の容易な伝達からリアルなモノの移動である。MaaSと言われるサービスが、人とリアルの世界をつなぐ安心で快適な技術として社会の中に取り込まれることは間違いない。

今、世界はコロナウィルスで苦闘しているが、この社会問題は、これまでの生活から新しい生活様式への変化点・トリガーになっていることは確かであり、MaaSなどの新しいサービスの到来を加速させていくのではないかと強く感じた。

【後編】ノーベル化学賞・吉野彰×豊田章男 ~未来をつかむ思考~
【後編】ノーベル化学賞・吉野彰×豊田章男 ~未来をつかむ思考~
【後編】ノーベル化学賞・吉野彰×豊田章男 ~未来をつかむ思考~2020年2月14日、トヨタ自動車東京本社の社長室。前年にノーベル化学賞を受賞した旭化成・名誉フェローの吉野彰氏とトヨタ自動車社長の豊田章男が顔を合わせた。研究者と経営者―。立場は違えど、共通するのは「無私の心で、未来を見据えている者同士」であるとい...

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