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トマト 歳時記 農業

大雨被害(8/19)

オリンピックが終わってからの日本列島は、シベリア高気圧と小笠原高気圧の間の深い気圧の谷にすっぽりとはまり、梅雨末期と同じ前線が列島に横たわった。その結果、平年の8月の降水量の数倍もの雨が、西日本から中部地方を中心に降り続き、各地に大雨の被害をもたらした。南信地方でも数100㎜の雨が降り、岡谷の川岸では土石流で母子3人が死亡する災害が発生した。

▼8/15の天竜川:南原橋から水神橋方面。いつも見えている中州や河原が濁流で覆いつくされている。

飯田地方も「土砂崩れ警戒情報」が発令されたが、南原は時間降水量が最大で10~15㎜程度であったからか、大きな被害はなかった。しかし、鼬ヶ沢の大井の取り入れ口には濁流で大きな石や砂が流れ込み、近々に区民による回復作業が必要である。また腰に負担がかかるかと思うと気が重い。

堤屋の降水量は、8/12からの累積で250㎜程に達している。昨年は7月いっぱい雨が続き総雨量も400㎜程度になったが、8月の1週間で250㎜は異常である。

この影響は農作物に現れた。食べごろを迎えたミニトマト・トマトが大量の水を吸いあげ、片っ端から割れて廃棄せざるを得なくなった。今年は腰が痛くて雨よけハウス栽培をしなかったので、雨の影響をまともに食らってしまった。元気なのは水を好むサトイモくらいである。トマトはかなり出来が良かっただけに残念である。
週末からは天気は回復しそうだが依然大気は不安定のようだ。柿の消毒も10日遅れになりこちらも心配。

温暖化の影響?で今後これまでとは異なる天候が出現するとなると、営業農家は施設栽培を基本にしないと安定しないだろう。日本にとってこのリスクがより科学的・合理的な営農管理に移行するきっかけとなればよいのだが・・・。

▼おまけ:8/10台風一過の後、早朝に見事な虹が現れた。実はこの日の午後、問題が発生するのだが・・・。

 

 

 

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