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四国遍路 四国遍路2022 歳時記

四国遍路パート3 3月20日(日)観音寺-最終日

最終日(3/20) 晴 神恵院・観音寺(じんねいん・かんのんじ)

歩行距離:4.2㎞
歩行時間:1時間20分

昨日、観音寺駅で8時59分発の帰宅用のJRチケットを買ったので、それまでの間は観音寺駅に近い2つの札所を巡ることができる。朝7時半にホテルを出れば十分時間があると思っていたところ、Google マップの案内が思わぬ寄り道をさせ、慌ただしい参拝となってしまった。観音寺は琴引(ことひき)八幡宮の近くに立地しているが、Google マップはその八幡宮経由のルートを示したので、それに従って歩いたところ大変な遠回りとなり、神恵院、観音寺には予定より15分ほど遅れて8時に着いた。

<琴弾八幡宮>

<68,69番札所 神恵院、観音寺 じんねいん・かんのんじ>

そこで慌てて参拝をし駅に引き返そうとしたところ、三角寺で出会った東北大学の学生に再会した。前回のお遍路もそうだったがお遍路さんの平均移動ペースはなぜか同じくらいになって、前の寺であった方に再会することが多い。聞けば昨日の午後は雨になると思い大興寺近くの遍路宿に泊まったそうである。東北で大きな地震があったので下宿は大丈夫か尋ねると、友達に聞く限りでは問題は無いとのこと。彼はあと1週間で遍路の旅が終わるだろう。先の無事を祈って別れた。

観音寺発8時59分の特急しおかぜに乗り、岡山で新幹線に乗り継ぎ、瑞浪駅から車を飛ばして飯田に14時15分に到着。15時からの区の仕事に間に合うことができた。区の仕事がなければ、最終日はもう2カ所、札所巡りができたのにと思うと残念である。

まとめ

区切り打ちのお遍路では前回の遍路の反省・教訓を次に活かすことができる。そういった意味で今回の教訓をまとめてみた。

行動計画:
荷物を背負って毎日30㎞、7日間は歩けないかもしれない。だめなら途中で引き返そうとスタートしたが、3/18の雨で計画変更を余儀なくされたほかは、計画以上のお遍路ができた。やはり事前の準備・下調べが重要。

ビジネスホテル:
ビジネスホテルの宿泊は地元の方と触れ合う機会がないのでさみしいが自分のペースで行動できる。問題は食事と洗濯。ホテルの近くに食堂や大きなスーパーがあればそれなりの弁当を買うことができる。コンビニしかないと美味しくない弁当を食べることになる。民宿は洗濯をお接待してくれるところも多いが、ホテルはコインランドリーを使うしかない。設備が旧かったり洗濯する泊り客が多いと自分のペースで洗濯できず休めない。貧乏性で安いホテルを選択しがちだが、千円、二千円の差は気にせずにベターなホテルを選ぶことが必要。

雨対策:
予想通り大雨で靴が濡れ乾かすのにたいへん難儀した。雨で濡れることを前提として乾きやすいランニングシューズにすればドライヤーで苦労することなく乾かせるだろうか? 調査が必要。雨具のズボンは山行パンツで代替可。

荷物:
お遍路かばんは便利だがかばん自体が重い。かばんを軽量化し、やはりあると便利な電気シェーバーや経本を持っていたほうが良い。

四国遍路パート3 計画と実績

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