長野県に住みながら中山道は馬籠、妻籠などの宿場界隈を散策しただけで街道を歩いたことがない。そこで、時間を作りながら長野県の中山道を歩いてみることにした。
初回の今日は第41次の三留野宿(南木曽)から第45次の中津川宿までの23㎞を歩いた。この区間は木曽川沿いを走る国道19号線から離れた山道を辿るルートなので、車に出会うことなく、自然や歴史的建造物をゆっくり味わうことができる。また道標が多く、岐阜県(旧山口村)に入ると赤と白の石を混ぜた舗装道路になっているので、四国の遍路道のように迷うことがない。中山道の中でも人気のあるコースで道中では何組もの年配の夫婦に出会った。トレッキングが好きな人に迷わず勧められるコースである。
最高点の標高: 778 m
最低点の標高: 291 m
総所要時間: 06:05:35
9:30 南木曽の福沢桃介記念館上の駐車場に車を止めてスタート。
▼木曽川と桃介橋
▼上久保の一里塚。一里塚の前にはかつて旅人が座ったであろう石がある。
10:30 妻籠本陣到着
▼妻籠から馬籠に至る街道の石畳
12:30 馬籠峠を下り馬籠宿に着く
▼恵那山と富士見台に続く山並みが広がる
▼馬籠 陣場上展望台で昼食をとり、13:00に馬籠本陣跡に到着。その横にある藤村記念館を見学
入場料500円の割には展示内容古く企画の工夫が足りない感じ・・・。
▼馬籠宿は観光客も多い
▼正岡子規句碑公園より中津川市街、恵那峡、笠置山を望む
橋を渡ると中山道と御坂・飯田に通じる東山道との分岐点の道標がある。赤い橋は中央道。
この先の大井宿まではさらに10㎞。日帰りの予定だったのでここから中津川駅まで戻り、16時発南木曽行きのワンマン電車に乗って、出発点の福沢桃介記念館に向かった。
歩行時間:6時間(休憩30分)
歩行距離:23㎞
三留野宿-5.5㎞-妻籠宿ー5.6㎞-馬籠宿ー7.8㎞-落合宿ー4.5㎞-中津川宿
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