ホームページをリニューアルしました。旧HPはこちら
中山道 歳時記

2022-11-30 中山道ウォーク(岩村田~軽井沢駅)

11月は比較的暖かったが、天気予報では12月1日より大陸の寒波が押し寄せ急激に気温が下がる模様。寒くなる前に中山道の残り区間、岩村田~軽井沢駅までを歩いた。この区間は軽井沢界隈を中心にリゾート開発が進み、また街道筋の建物も建て替えが進んでいることから、昔の面影が残っているのは小田井宿くらいで、他はあまり味わいがないコース。軽井沢に入ると走る車は県外車ばかりで、シーズン中はさらに観光客が多いだろうから、紅葉が終わった今頃はちょっと殺風景だけれど落ち着いて歩くことができる。

飯田を朝8時に出て車で岩村田へ向かう。10時20分着。

10:55 第21次小田井宿

岩村田の松の屋佐久店の前の駐車場に車を止め、旧中山道(県道9号線)を北東方向へ登っていくと小田井宿に到着。参勤交代などで大名が北国街道との分岐点でもあった追分宿で宿をとる際、小田井宿は姫君や側女たちの宿にあてられることが多く「姫の宿」とも呼ばれたとのこと。

小田井宿問屋跡

12:10 第20次追分宿

北国街道(北陸道)との分岐点を通り過ぎると、すぐに追分宿に到着。ここまでは緩い登り坂が続いたが、追分は標高約990mで平坦な道となる。

▼分別れの道標 左:中山道 右:北国街道、

▼追分宿の高札

第19次の沓掛宿は、今はにぎやかな中軽井沢商店街となり昔の面影を残していない。そのためスナップ写真を撮るのをすっかり忘れてしまった。沓掛(中軽井沢)から湯川沿いに旧中山道が続く。湯川を越える橋からは浅間山が望めた。(13:35)

▼旧中山道の離山街道にはおしゃれなリゾート施設が立ち並んでいる。

▼軽井沢のロータリー
自転車に乗った香港あるいは台湾人が多くて驚いた。

14:20 軽井沢駅に到着

軽井沢駅には予定より40分ほど早く着いたので、しなの鉄道の鈍行列車に乗ることができた。小諸で小海線に乗り換え、前回の歩きの終点、岩村田駅で下車して車を止めてある松の屋佐久店まで中山道を歩き、帰途についた。

本日の歩行距離:20km
・岩村田松の屋 ⇒ 追分 ⇒ 軽井沢駅 18.5㎞
・岩村田駅 ⇒ 岩村田松の屋 1.7㎞

残すは群馬県の横川宿から旧碓氷峠を越して軽井沢宿に至る17㎞の道のり。さすがに寒くなったので冬季のウォーキングはどうかなと思うが、皇女和宮は1861年12月10日(文久元年11月9日)に軽井沢を発って碓氷峠を越え、翌日横川に宿泊しているようなので、昔の旅人に思いを馳せ冬の峠を越すのも良いかも。天気を見ながら検討したい。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました