先週からに日本列島は強い寒気に覆われ、日本海側を中心に各地で記録的積雪となっている。飯田も今朝は10㎝程度雪が積もった。当日は朝からエスバードに行かねばならず雪かきできなかった。そのため我が家の前の日陰の道路は車の轍にそって凍結。今朝しかたなく融雪剤を撒いた。また一昨日は強風でビニールハウスと雨よけハウスの天井ビニールが破れてしまった。堤屋の洞の地形的要因のためか西風が強い突風になることがある。おかげで、過去3年で5回もビニールが破断した。
アメリカでもクリスマス寒波に見舞われているようだ。温暖化で厳しい冬は来ないのではと思っていたが、今年は昨年に続いて寒い冬になりそうだ。
寒いのは気候だけではない。直近でもっとも身震いするような寒い話は、”日銀の国債保有残高”だ。先日、政府の借金である国債の発行残高1066兆円のうち半分を日銀が保有しているという報道がされた。これは第2次安倍内閣始まる前の11・48%と比べて4倍超になっている。その結果、1%の金利の上昇で28.6兆円の損失が生じるような状況になってしまった(*) 各国の国債の金利が上がる中、日本だけが金利をあげられないのは大幅な債務超過が発生するためだ。その結果、米国との金利差でドルが買われ大幅な円安になっている。アベノミクスの罪の部分がこれから日本を襲ってくる。ヘタをすると円は紙くず同然になる恐れがある。今のインフレは序章に過ぎない。年金生活者としては将来の不安を隠しきれない。
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