今日は南岸低気圧の影響で太平洋側に雪が降り各地で交通機関に影響がでた。上空温度が0℃近辺のため、天気予報も雪か雨か判断が難しいところだったが、予報通り飯田も20㎝以上の積雪になった。
湿雪のため雪かきも大変。道路は圧雪された塊が轍のなかで波板のようになり、車を走らせるとガタガタと振動するので皆10㎞くらいの低速で走る。今日はエスバードの宿直だったので早めに家を出たが、通常15分のところ45分もかかった。
▼9:30頃
▼13:30頃
ブライトバンド出現
夕方にかけて雨雲がどうなるか、午前中雨雲レーダーを見ていると、8時ころから三重県と愛知県の上空に同心円状の強い雨雲がいくつも発生している。
雨雲は同じところに位置しているので、おそらくレーダーの電波干渉かなと思ってネットを見ていると、ウェザーニューズに”雨雲レーダーにリング状の模様「ブライトバンド」が出現”という記事が載っていた。
これによると、「雨雲レーダーは電波を上空に向けて発射し、雨粒などに反射して返ってくる電波の強さをもとに降水の強さを推定しているが、上空にみぞれ(雪がとけかけている)の層「融解層」があると、雪や雨の粒よりも電波をよく反射するため、実際の降水の強さよりも過大に評価されてしまい、強度が強く見える」とのこと。
今回は午前中、気象庁の名古屋レーダー、国土交通省の尾西・鈴鹿・浜松レーダーの上空や関東地方でもブライトバンドが見られたそうだ。レーダの電波反射によるもとは思ったが、理由が分かりすっきり。面白い現象に出会った日でもあった。
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