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歳時記

2023-02-26 下久堅地区の高齢化の現状

2/24の南原区会の冒頭で、下久堅自治振興センターの社会福祉協議会の担当の方から、健康長寿の秘訣「~フレイル予防に取り組もう~」というテーマで以下のような話があった。
下久堅地区の高齢化は一層進んでいる。高齢者が増大する中で高齢者を支える人出不足は深刻であり、介護サービスも受けられなくなってきている。それゆえ、心と体の働きが弱くなるフレイル(虚弱)予防を進め、介護を受けなくてもすむようにするため、老人の社会参加ができる場(通いの場)の取り組みを応援して欲しいとのこと。

画像出展:鹿児島県後期高齢者医療広域連合

配布された資料には、現在の下久堅の年代別人口などの表が載っていたのでグラフ化してみた。

・下久堅の総人口:2789人 (2021年度)
・70歳以上の人口:840人(占有率:30%)
・20~60代の生産人口:1496人(占有率:54%)
・いわゆるベビーブーマの世代(70~79歳)の人口がもっとも多い。
・出生数は5年前から1/3に激減。
・参考・・・長野県の健康寿命:女性74.9歳(全国ランキング:37位)、男性72.5歳(30位)

今後30年後に青年・壮年となる30歳台までの人口は3割しかおらず、出生率の低下から生産人口の比率はさらに悪化することが予測できる。高齢化問題も深刻だが、いびつな逆三角の人口構成を変えることが必須。

今、国会では少子化対策が議論されているが、人口動態ほど的確に未来を予測できるもはないのだから、これまでの無策を素直に反省し、速やかに明石市のような対策が取れないのだろうか?? 政治家の先生は無為無策の無能ばかりとしか言いようがない。

世代 人口 占有率
0~9 194 7.0%
10~19 259 9.3%
20~29 196 7.0%
30~39 222 8.0%
40~49 350 12.5%
50~59 325 11.7%
60~69 403 14.4%
70~79 447 16.0%
80~89 294 10.5%
90以上 99 3.5%

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