センサーの故障により昨年から観測データが異常になっていたので、重い腰をあげて観測装置を更新した。
使用デバイス
・CPU:ESP8266モジュール(ESP-12) Development Boad、NodeMCU(Amica)
・温度、湿度、気圧センサー:ボッシュ BME280
・温度センサー2:MAXIM DS1820
・照度センサー:ローム BH1750(GY302)
・雨量計用ホールセンサー:パナソニック DN6851(製造終了品)
・雨量桝:転倒桝は片側のみの従来品 4cc — 0.14mm/flip
・Arduino IDE データ収集・送信プログラム:
ESP12_ds18_BME280_BH1750_rain_wifi_fujimi20230712-ver1.0
さくらインターネットサーバーサイドのデータ処理プログラム
1,/www/logdata/fujimi_esp12/esp12_fujimi_202307.php
esp12からのデータ取得
2,/work4/fujimi_esp12/esp12-file-merge-plot.sh
15分毎の観測データを月別ファイルとArchiveファイル(work2/archive)にAppend
過去48時間、及び1ヶ月間チャートの作成、www/opendbへの公開
3,/work4/fujimi_esp12/esp12-file-merge-plot.py
2のシェルスクリプトで以下の6つのジョブを実行:
job1 : 温度、湿度、気圧、照度、雨量の48時間、30日間のPLOT作成
job2 : 直近15分毎のデータ作成(fujimi_esp12_now.csv)
job3 : 2日間のデータ表の作成(1時間毎の平均、最大、最小:fujimi_esp12_now.txt )
job4 : 1時間区間での平均、最大、最小データから過去24時間での最高、最低温度を抽出(max-min-fujimi24.csv)
4,/work2/job_15min_sakura.sh
15分ごとの自動実行プログラム(cron設定)
補足:
・今回は風速計、CO2モニタの設置は割愛。別途作成予定
・雨量桝の容量が小さいので大雨時は誤差が大きくなる恐れあり。
雨量計の開口部に筒状の”ごみ箱”を被せて、よこなぐりの雨による計測誤差を少なくする予定。
雨量計の漏斗には凍結防止ヒーターを巻いて設置
製作費:
以前作った部材を転用したので、購入部品は単管、ウォールボックス、金物などで約3500円。木材は端材を利用。
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