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歳時記

2025-03-27 コロナ感染顛末記

飯田で暮らしている限り、しかも”都の塵も通いこぬこのド田舎”にいる限り、日ごろ注意をしていればコロナに感染することはないと思っていたが、なんと先週コロナに感染してしまった。どうもみどりさんが厚木からコロナを持ってきたようだ。身うちは大丈夫と勝手に思い込んでいた自分が甘かった・・・。

顛末:
3月14日にみどりさんが来飯。締め切ったお勝手で遅くまで長いこと話をし、さらにその後、先にお風呂に入ってもらったので、浴室でたくさんのエアロゾルを吸い込んだと思われる。翌日3/15に彼女は熱を出して午前中に帰っていったが、それから2日後の3月17日月曜日の午後から寒気がして咳がで始めた。

3月18日は啓子さんをアップルハイツに送り出すのが体調的に精一杯。しかしその日は11時から白山の先生と柿の消毒をする約束だったので、微熱がある中、農作業を行った。その後37°程度の微熱が続いたので風邪かなと思ったが、夜激しい咳が出るし、手が冷たくて寒気がして炊事仕事をする気になれず、啓子さん用に買って、ためおきしてあるレトルトの弁当でしのいだ。休息したいが翌日19日は、未明に重い湿った雪が降ってにしきやの前の竹が折れ道路を半分ふさいだのでその片づけをし、また3月20日は区の年度末総会で書記を務めねばならず、寒い中2時間半近く区民センターにいたところ、その夜は熱が37.5~38°まであがり咳も酷くなった。

これはおかしいと思いながら、3月21日、高コレストロールの定期健診で飯田病院に行った際に受付で発熱症状を訴えたところ、隔離室に通され検査を受けることになった。インフルエンザとコロナの抗原抗体検査を行ったところ、コロナに罹患しているとのこと。さっそく車の中に隔離されて診察を受け処方箋をもらい、薬局でも車の中で待ちながら薬を作ってもらった。
自分の処置は何とか終えたので、急いでアップルハイツに連絡を入れて啓子さんの状況を確認したところ平熱とのこと。飯田病院では「あと5日間くらいは外出せず養生するように」と言われたので、大事をとって私の感染期間が明ける27日まで入所を延ばす手続きを行った。さらにケアマネジャーの林さんにその旨連絡。介護計画を変更してもらった。家に戻り、2年前に飯田市から支給してもらった期限切れの抗原検査キットで検査をしてみると、果たして陽性反応がでた。こりゃたまげた。まだウィルスが体内にしっかりいるということだ。

抗原検査キットで検査結果:C,Tの位置に線が出ると陽性

慌ててみどりさんのいた2階の6帖やお座敷の窓を開けて空気を入れ替えた。明日はやよいさんの喜寿のお祝いだったがそれも取りやめ。あと5日間位隔離されている必要がある。
みどりさんはコロナに罹っているいることを知らないだろうから、LINEでこちらの状況を連絡。周りにうつさないように注意を促した。夜みどりさんより連絡が入り、市販の検査キットで調べたらどうもコロナとのこと。

みどりさんの検査結果:

いやはやたいへんな1週間だった。その後、病院でもらった咳止めを飲むも体調はすぐれず、しかも水や煮物が苦く感じる味覚異常が出てきた。こんな状態だったので啓子さんがもどる27日までに回復するか不安だったが、26日になるとようやく食事作りも億劫でなくなり咳も落ち着いてきた。そこで今日(3/27)、あらためて抗原検査キットで検査をしてみると陰性となっている。これでなんとか啓子さんをアップルハイツから受け入れることも可能になった。

コロナの症状をネットで検索すると今流行しといるオミクロン株の特長は、
潜伏期間:2~7日(中央値:2~3日)
感染経路:感染者から1~2m以内の距離で、病原体を含んだ飛沫・エアロゾルを吸入することが主要な感染経路。換気が悪い屋内では、感染者から遠い場所でも感染。ウイルスを含む飛沫や環境表面に触れた手指で粘膜を触ることでも感染
感染性のある期間:発症前から発症後5~10日
とのこと。まさに今回の症状に当てはまっている。

厚生省 新型コロナウィルス感染症 診療の手引き10.1より

今後はこうしたことを留意して来訪者が流行の病気を持ち込まないように注意することが肝要だ。
ともかく、貴重な時間を棒に振った10日間だった。ただ、ちょうどこのタイミングで啓子さんがアップルハイツに入所していたことは不幸中の幸いか・・・。

その他:

3月23日は飯田市出身のロックユニット GLIM SPANKYの飯田凱旋公演があった。倍率3倍のチケットを運良く手に入れていたのでぜひとも聞きに行きたかったが、コロナで行くことができなくなった。それでもこんなチャンスはもう2度とないからと意を決して、ほんの少しだけ聴きに行った。ユニットの松尾レミさんは父親やその友達から60~70年代の曲の影響を受けているので、音楽はブルージーで、彼女のハスキーな声にあったコード進行の曲だった。会場の飯田市文化会館がロックには向いていないのか音の反響が悪く、歌詞がほとんど聴き取れなかったのが残念だった。

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