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歳時記 山行記録

2025-06-18 大台ケ原、大峰山(第1日目:大台ケ原)

先週は各地で大雨の日が続き梅雨入り宣言がでたものの、今週になってその梅雨前線が消え、日本列島は南の強い高気圧に覆われている。そのため各地で35度を超す記録的な猛暑が続いている。

今週は自分の通院もあるので、啓子さんには6月16日からショートステイに入ってもらっているが、こんな猛暑では農作業もできず、ただ家にじっとしているしかないので、思い切って涼を求めて山に登ることにした。登山といっても、最近はまったく歩けていないのでハイキング程度で登れる三重県の大台ケ原と大峰山系の八経ヶ岳を選択した。

6/18水曜日の朝4:30に家を出発。大台ケ原ビジターセンターには10:00に着いた。大台ヶ原は、最高峰の日出ヶ岳(1695m)や大蛇嵓(クラ)がある東大台と、原生的な森林が広がる西大台の2つに大別されるが、西大台に入るには事前手続きが必要のため、日出ヶ岳を目指して東大台の散策コースを時計回りに回った。

▼散策路はちょうど富士見台のような雰囲気で、笹の中に木道が敷かれ歩きやすくなっている。

▼日出ヶ岳へ続く階段

▼日出ヶ岳山頂(1695m)

▼日出ヶ岳より西を望む

明日登る弥山、八経ヶ岳方面

▼日出ヶ岳より東を望む

初夏の日中は水蒸気も多く遠望はできないが、尾鷲の島や海岸が見えた。

▼正木峠付近の木道

昭和30年代はうっそうとした苔むす森だったとのこと。
大蛇嵓で一緒になったハイカーの方と立ち話をしたところ、「40年前に来たときはもっと苔に覆われていた覚えがあるが、笹原になっていてびっくりした」とのこと。ビジターセンターの方に確認したところ、鹿の食害や気候変動で苔むす森が失われており、そのため西大台は利用調整地区として入山者の制限しているとこのことだった。

▼牛石ヶ原と神武天皇の銅像
神武天皇が九州からの東征の際に大台ヶ原を越えたとの伝説がある。

▼大蛇嵓(クラ)
約800mの断崖絶壁の上にあり、大蛇の背の岩が続くことからこう呼ばれている。

東ノ川が刻む谷

▼シオカラ谷

大台ケ原駐車場に戻り、まだ十分時間があるので、西大台の中を走る大台ケ原ドライブウェイを立ち入り禁止エリアの境界に沿って1㎞くらい歩きいてみた。こちらのエリアのほうが樹がうっそうとしていて苔も生えていた。

当日は、大台ケ原の駐車場で車中泊した。標高1500mだから飯田よりかなり涼しいと思ったが、気温は25度以上あり寝苦しかった。それでも夜半は10度台に下がって寒くなり、持って行ったシュラフが役に立った。

参考 ヤマレコ自動記録によるコースタイム

山行:2:22、休憩:0:36、合計:2:58

 

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