明さんが中古で買ったスバルの営農サンバーは、昭和63年登録なので今年で33年目。さすがにいろいろなところが錆びてガタが来ている。電装部品も古くなりラジオは壊れ、ワイパーも時々動作しない。おまけにパワステではないので狭いところでの切りかえしに難儀する。そんな中、今年は南原区の委員になってしまい、区の行事等で軽トラを使うことも多くなったので、仕方なく新車に替えることにした。
軽トラは今年ホンダが生産を止めたので、製造メーカはスズキとダイハツのみで、両社の仕様に大きな差はない。新型コロナの影響で世界的な半導体不足が発生し車の生産に支障をきたしている中、トヨタ系のダイハツは部品確保がしっかりしていて納期が早かったので、ハイゼットを買うことにした。
30年前と異なり今の軽トラは安全装備が充実していて、デュアルカメラによるブレーキサポートシステムもついている。その結果、昔は100万円以下で買えたものも120万円以上の予算が必要だが、年寄りは安全第一なので、グレードの高いものを選択した。(安全システムがつくと65歳以上は7万円の補助が出る。)
走行性能について
ハイゼットは通常FF駆動でマニュアルで4WDとなる。営農サンバーもパーシャル4WDだったが、こちらはエンジンが荷台の下にあるFRだったので重量配分のバランスがよく、現在の軽トラより一回り小さくても走りが安定しているように感じた。居住性や静粛性は言うまでもなくハイゼットのほうが良い。納車後、雨が続きまだそんなに乗ってはいないが、赤帽で採用された実績からもスバルの軽トラは良くできていたんだろうと思う。スバルの生産中止が惜しまれる。
営農サンバーの雄姿:長い間ありがとう。お疲れさまでした
軽トラ新車:
ダイハツハイゼットエクストラ 4WD 5MT
ナンバーはサンバーに敬意を表し、”3800”とした
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