昨日から日本列島は大陸の高気圧に覆われ秋晴れの天気が続いている。気温も放射冷却でいっきに下がり、昨日の飯田の最低気温も3度になった。中山帯の紅葉も進んできたので、今日は治部坂高原から大川入山(1903m)に登った。眺望は蛇峠山のほうが良いが、やはり標高1900mの山のほうが登山らしいアルバイトができた。
コースタイム :
山行:3時間57分、休憩:1時間
08:48治部坂高原駐車場=09:42横岳=11:10大川入山着
11:54大川入山発=13:01横岳=13:48治部坂高原駐車場
最高点の標高: 1909 m
最低点の標高: 1170 m
総所要時間: 04:59:46
▼先週の蛇峠山登山と同じように、車を治部坂高原の向かいの駐車場に止め、9時から登山を開始。
登山口から横岳(1574m)までは樹の根が階段上に生えている急な坂道が続く。
▼横岳からさらに尾根道を約2.5㎞歩き大川入山の最後の急登にとりつく。標高1850m付近からは、登山者の間で有名な「赤い羊」と呼ばれる紅葉風景が眺められた。(クマザサの中に赤い紅葉が点在している姿を羊に例えてこう呼んでいるようだ。)
▼治部坂高原から約2時間20分で頂上に到着。中央アルプス烏帽子岳では一人の登山者にも会わなかったが、この山は愛知県から近いこともあり、(私も含め)中高年の登山客でにぎわっていた。
山頂からも樹々の間に中央アルプス、南アルプス、北アルプスが見えるが、頂上から少し下ると視界が広がり伊那谷が一望できる。
中央アルプス方面
乗鞍、穂高方面
南ア方面。荒川、赤石、聖岳。上河内と光岳の間に富士山の頂上がうっすらと確認できた。
大川入山山頂を振り返る
下山道より蛇峠山、治部坂高原スキー場を臨む
もみじ平付近の紅葉
帰りに一緒になった方のヤマレコのブログ ⇒ ブログ
彼は山頂で携帯を落としたのでそれを拾って届けたら、そんな顛末がブログに書かれていた。
彼はあららぎ高原スキー場から登り、治部坂高原に下るコースをたどったようだ。
飯田の山々はあまりに面白みがないと思っていたが、阿智村が指定するセブンサミットは、山頂からの眺望もよく、適度な登山を楽しめると感じた。
コメント