11月15~16日、1泊2日で秋の湖東三山、大津、坂本周辺を訪ねた。紅葉の見ごろまでには1週間くらい早かったが、幸い天気にも恵まれ、また京都のように外人観光客の混雑はなく、名勝庭園を静かに鑑賞することができた。
訪れた観光スポット
11月15日(火):湖東三山、近江商人博物館、教林坊、安土城
11月16日(水):石山寺、旧竹林坊(坂本)
11月15日(火)
飯田を8:45分に出発。10:15、名神高速道路「湖東三山SA」で高速を下りて金剛輪寺へ。平日の午前中なので駐車場は空いていると思ったが、けっこう混んでいて驚いた。
金剛輪寺
奈良時代の中頃、天平13年(741)に聖武天皇の勅願で行基菩薩によって開山された。平安時代の初めには、比叡山より慈覚大師が来山、天台密教の道場とされて以来、延暦寺の末寺、天台宗の大寺院となった。(HPより)
啓子さんは脚が悪いので明寿院で休憩してもらい、その間我々は500mほど坂道を登り、本堂、三重塔を見学
▼紅葉の樹々の向こうに三重塔
▼明寿院前のお休み処で昼食の蕎麦をいただき、次の目的地「近江商人博物館」へ
近江商人博物館
東近江市域は、近江商人のふるさと。江戸時代、近江国を本拠地とし彼らは天秤棒を肩に全国各地に行商に出た。彼らの「売り手によし、買い手によし、世間によし」という「三方よし」の理念は有名。この近江商人の精神文化がどのように育まれたのか知りたく博物館を訪れたが、どのような商品をどのように仲介したのかあまり理解できなかった。ただ、近江という地が古くから東西、北国をつなぐ重要な街道筋に位置し、全国各地の情報の交差点であったことは確かだと感じた。
教林坊
続いて、博物館の近くにある教林坊に向かった。教林坊は推古13(605)年に聖徳太子によって創建されたと伝えられる。寺名の『教林』とは、太子が林の中で教えを説かれたことに由来し、境内には「太子の説法岩」と呼ばれる大きな岩とご本尊を祀る霊窟が残され、『石の寺』と呼ばれている。(HPより)
この寺の名勝庭園の紅葉の公開は11月1日〜12月15日のみ。それ以外は非公開のため訪問客も多かった。湖東三山より標高が低いこともあり紅葉はようやく色づきはじめたところだった。
▼庭園は小堀遠州作と言われる
安土城
最後に安土城跡に向かった。天守跡までは往復1時間くらいを要すので、啓子さんには車の中で休憩してもらい、急な石段を登って行った。
帰りの下りの階段でやよいさんが転倒して負傷。幸い打撲程度ですんでよかった。。。。
最高点の標高: 195 m
最低点の標高: 90 m
総所要時間: 01:00:26
コメント