一昨日に続き、武並の深萱休憩所から47次大湫(オオクテ)宿、48次細久手宿を経て、49次の御嵩宿(御嵩駅)までの24㎞を歩いた。大井宿からのこの区間は「十三峠おまけに七つ」と呼ばれ、大小20以上の上り下りが続く難所の一つ。標高300mから550mまで高度を上げ、山間地を20㎞かけて標高130mの御嵩まで下っていく。琵琶峠の石畳など昔の中山道が良い状態で保存されている。
合計距離: 24548 m
最高点の標高: 568 m
最低点の標高: 129 m
総所要時間: 05:23:41
最高点の標高: 568 m
最低点の標高: 129 m
総所要時間: 05:23:41
▼9:20 武並出発。美濃の中山道標識は木曽のものよりもわかりやすく迷うことがない
▼権現山の一里塚を通過すると道の両側にゴルフ場が現れる。あとから地図をみてみると街道は「中仙道ゴルフクラブ」の中を通っていた。
▼十三峠の三十三所観音石窟
道中の安全を祈って天保11年(1840年)に建立された観音石窟。石窟内の33体の馬頭観音は、大湫宿内の馬持ちと助郷に関わる近隣からの寄進による。
▼10:25 大湫(オオクテ)宿到着
▼大湫宿の旧森川訓行家住宅。観光案内所になっており見事なお雛様が飾ってあった。この辺りの桃の節句は飯田と同様、4月なので4月3日まで飾るとのこと。
▼大湫宿から1㎞ほど進むと琵琶峠の石畳が始まる。
▼石畳は700m余りにわたってしかれており、峠頂上の直下には八瀬沢一里塚が残っている。
▼深く敷き詰めらた落葉を踏みながら山道を下る。秋は紅葉がきれいだろうか?
▼謡坂(うとうさか)の石畳み
登坂が急なため旅人が歌を唄って苦しさを紛らしたことから ”うたう坂” が ”うとうさか”に転じたとのこと。
登坂が急なため旅人が歌を唄って苦しさを紛らしたことから ”うたう坂” が ”うとうさか”に転じたとのこと。
▼14:20 御嵩宿到着。中山道御嵩館をさっと見学後、御嵩駅へ
十三峠は難所と言われていたのでちょっと用心して歩いたが、イメージ的には下久堅と上久堅の境界の400~600mの山間部を歩いている感じ。鳥居峠や和田峠のアルバイトに比べれば辛くはなかった。ただアップダウンが多いルートなので、昔の旅人は中山道を使わずに比較的平坦な下街道を利用した気持ちはよくわかった。
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