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中山道 歳時記

2023-10-03 中山道 鵜沼~御嵩宿

2023-10-03 中山道 鵜沼宿~御嵩宿ウォーキング

今週はエスバードが4日連続休みなので再び中山道を歩くことにした。ウォーキングを再開する宿を「軽井沢」にするか「御嵩」にするか迷ったが、天気の状況を見て鵜沼宿から御嵩宿までの約21㎞を歩くことにした。長野県の中山道と違い濃尾平野の中山道はフラットで気楽だ。今朝は飯田は11度まで冷え込み平年並みの秋の天気になってきたが、岐阜は日中27℃くらいの気温となり、坂道の少ないルートでもずいぶん汗をかいた。

可児市~御嵩町までの街道を歩いて気になったのは、国道21号のバイパス沿いに大きなショッピングセンターがいくつも建っていたこと。このエリアは中京工業地帯のベットタウンとして人口が増えているのだろうか? 後から可児市の総計を見ると、ここ数年でも人口は一定をキープし世帯数も微増しているから、それだけの購買力があるのだろう。

■中山道ウォーキング

朝6:45に飯田を出て中央道土岐ICからR21経由で鵜沼宿へ。8:45、鵜沼宿の駐車場に車を止め中山道を東へ上っていく。

うとう峠を越え坂祝町勝山まで来ると、木曽川の川岸に「日本ラインロマンチック街道」という堤防上に作られた道があり、太田の渡しまでの約10キロは車を気にせずに歩くことができる。

▼うとう峠

▼木曽川には赤い層状のチャート層が見える。

▼国道207号線坂祝町勝山の信号のそばにあるチャートの露頭

▼鵜沼から約8㎞。太田宿手前からの御岳山と木曽川

太田宿の「大井戸渡し」辺りは「承久の変」で朝廷軍と鎌倉幕府軍が布陣し戦った古戦場とのこと。

▼太田宿から太田橋と恵那山を望む

▼太田の渡し跡:中山道の難所のひとつとして「木曽の桟、太田の渡し、碓氷峠がなくばよい」と言われた。

太田の渡しで昼食休憩をして伏見宿へと国道21号を歩く。伏見宿には12:55に到着。

更にここから1時間歩き、御嵩宿のある名鉄御嵩駅には13時50分に到着した。

■犬山城
続いて御嵩駅から犬山駅経由で鵜沼宿に電車で戻り犬山城へと向かった。
犬山城は観光客で混んでいた。これまで何度か来たことがあるが、ただ城を見るだけだったので天守の姿しか記憶にない。改めて来てみると気づくことも多い。場内の石垣は野面積みで、木曽川から産出されるチャートが積まれていた。天守からは濃尾平野一帯が眺められ、遠くに小牧城も見えた。

▼亀の甲羅に桃がのった形をした魔よけ。

▼唐破風(中央)と付け矢倉(右)

チャートを使った石垣

犬山城見学後、犬山のビジネスホテルで一泊した。

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