昨日は低気圧が発達して西高東低の気圧配置で等圧線が混んだため各地で強風が吹き荒れ、飯田も最大瞬間風速22mを記録した。
今朝は高気圧に覆われ快晴の天気。前回と同様、中央アルプスの山並みがきれい見えるので、駒ヶ根の中沢集落界隈の霊場を回った。
コース:約6km
香花社→64: 無量山 善法寺(臨済宗)、67: 高林山 京宗寺,66: 白華山 桃源院
→65: 広善山 蔵沢寺(曹洞宗)→香花社戻り
その後、車にて駒ヶ根下平にある「63: 田沢山 正音寺(天台宗)」と、赤須地区にある「71: 福徳山大聖寺(天台宗)」によって帰宅。
中沢集落の中心的な神社「香花社」の前に車を停めウォーキング開始。まずは中沢小学校の近くにある「64: 無量山 善法寺(臨済宗)」へ下っていく。
▼香花社・・・祭神は建御名方命(たけみなかたのみこと)
64: 無量山 善法寺(臨済宗)
続いて、中沢地区の北斜面にある「66: 白華山 桃源院(曹洞宗)」に向かう。伊那諏訪八十八霊場によると「67: 高林山 京宗寺」が同じ地にあるはずだが、今は桃源院と一体になっているようだ。
▼66: 白華山 桃源院(曹洞宗)
桃源院の裏にある墓地の公園からは中央アルプスが展望できる。
▼ 左から 越百 仙厓嶺 南駒ヶ岳 赤梛岳 空木
桃源院から新宮川に沿って南東に向かって登り、この地でもっとも大きなお寺、「65: 広善山 蔵沢寺(ぞうたくじ:曹洞宗)」に向かう。
▼65: 広善山 蔵沢寺(ぞうたくじ:曹洞宗)
仁王像が立つ山門からは鐘楼門が見えて印象的。
ここからも中央アルプスが遠望できるので、桜の咲く季節は美しい景色が見えるだろう。
中沢地区を6kのmほど歩いた後、車で天竜川の西に渡り、駒ヶ根下平地区にある「63: 田沢山 正音寺(天台宗)」と、赤須地区にある「71: 福徳山大聖寺(天台宗)」に寄って帰宅した。
63: 田沢山 正音寺(天台宗)
廃寺となり、現在、堂の管理は個人が行っているとのこと。
71: 福徳山大聖寺(天台宗)
駒ヶ根は天竜川の西に開ける街というイメージしかなかったが、東側にも構造改善された豊かな農地が広がっていた。中央アルプスを眺めて里山生活を楽しむには良いところだ。ただ集落にはお店がないので車がないと買い物等に困るだろう。そこで、集落の中心から駒ヶ根の街のスーパーまでの距離をGoogleマップで測ってみるとおよそ5km。これは南原とアップルロードの商店街までの距離と同じくらいだ。スーパーまでの道は広くまっすぐで飯田線の踏切もないから、かえって南原より商店街へのアクセスがよい。東と西を結ぶ基幹道路が重要だが、その点で飯田市の道路計画はまったく時代遅れだと改めて感じた。
参考:偶然、信州デジタルコモンズで中沢区を紹介する動画があったので添付
コメント