情報源: 【後藤弘茂のWeekly海外ニュース】海外で急激に盛り上がる新CPU命令アーキテクチャ「RISC-V」 – PC Watch
今後のプロセッサアーキテクチャの焦点はドメインスペシフィック拡張
では、今後有効なのはどのようなアプローチなのか。
トランジスタの高速化が鈍化し、電力の低減がスローとなり、すでにマルチコア化が進んだ現在のCPUに残された道はアーキテクチャのイノベーションだ。
そしてイノベーションの焦点は、特定分野に特化した「ドメインスペシフィックアーキテクチャ(Domain Specific Architectures)」の導入だという。ドメインスペシフィックなプロセッサ命令やユニットの導入は、特定分野の処理性能を劇的に向上させる。少量の回路と電力の追加で、ターゲットとする分野のタスクの大幅な高速化を実現できる。
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